タイ保健省は、国内でインフルエンザ感染者が急速に増加し、特に東北4県で拡大していると警告している。
プラチャーチャート・トゥラキットの報道によると、ソムサック・テープスティン保健相は、直近15日間で感染者が9万1238人増加したと報告。
同省によると、感染者数は前年より多く、過去5年の平均値を上回っている。感染例の多くは学校で、5~9歳の子どもが最も感染しやすい。
感染者数の多い都県は、ナコンラーチャシーマー、スリン、ブリーラム、チャイヤプームの各県で、累積感染者は6938人(うち死者3人)。
同省は、インフルエンザのワクチン450万ダースを各医療機関へ配布し、国民に接種を進める方針。