タイ北部メーホンソーン県クンユワム郡の農業地帯で、ミャンマー大地震後、直径2~30メートルの穴が6カ所発生しているのが見つかった。県知事は7日、郡長や関係者らと共に現地を視察。

穴は沈下と拡大が続いているという。

マティチョンの報道によると、穴はミャンマー大地震後の3月29日から30日に発生。穴が見つかった地域は活断層のメーホンソーン断層の真上に位置している。

穴は地震の揺れによって地下水位が急激に変化し、地下の空洞内の圧力が変化したことで発生。穴は綺麗な円形で、土の層が急速に、地下の空洞に向かって垂直に沈んだことを示しているという。

更なる地盤沈下の恐れがあるため、当局は周辺をフェンスで囲み、人やペットが近寄らないよう警告標識を設置している。

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