新型コロナウイルス感染症やインフルエンザなどの呼吸器疾患の患者が、雨季に増加する傾向があるとタイ保健省が注意喚起している。

マティチョンの報道によると、同省のサックダー報道官は20日、疾病管理局のインフルエンザ患者のデータを公表。

2025年1月1日~5月19日の累積感染者数は33万3982人、入院患者は4万5975人だった。5~9歳の感染者が最多で、次いで0~4歳、10~14歳。

死者は44人で、多くは高齢者や基礎疾患のある患者だった。サックダー報道官は、「死者の多くが予防接種を受けていなかった」と述べ、高齢者や基礎疾患のある人にワクチン接種を呼び掛けた。

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