タイのペートンターン・シナワット首相は23日、訪問先のモナコ共和国でフォーミュラーワン・グループ（F1）幹部と会談し、2～3カ月以内にF1のタイ開催の詳細が明らかになると述べた。

プラチャーチャート・トゥラキットの報道によると、ペートンターン首相は会談後、記者団の取材に答え、タイでのF1開催の可能性について「可能性は非常に高い。

良い結論に達した。2～3カ月で明確になる」と述べた。

また、最高裁判所が23日、ペートンターン首相の叔母であるインラック・シナワット元首相に対し、コメ担保融資制度を巡って100億バーツの賠償判決を下したことから、ペートンターン首相の父親でインラック氏の兄のタクシン・シナワット元首相が国外逃亡したのではないかとの疑惑が広がっていたが、ペートンターン首相はモナコから帰国後、ドンムアン空港で取材に応じ、「父はまだ国内にいる」と笑顔で答えた。

ペートンターン首相は、「先程も電話があり、マレーシアで開催されるASEAN首脳会議の準備はできているか、間に合うのかと聞かれた。父はいつものように自宅にいて、どこにも行っていない」と話した。カオソッドが報じた。

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