サッカーJ1のガンバ大阪の水谷尚人社長は27日、タイの首都バンコクの都庁でチャッチャート・シッティパン都知事と、サッカー振興に関する協力覚書を調印した。在タイ日本国大使館によると、Jリークのチームがタイの行政と連携して事業を行うのは初めて。
同大使館によると、6月からガンバ大阪の選手やコーチが訪タイし、バンコク都内の小中学校6カ所で、巡回サッカー教室を実施する。
調印式で水谷社長は、チャッチャート都知事に名前入りユニフォームを贈呈。バンコク都超によると、同知事は「ガンバ大阪とバンコク都が協力し、バンコクの学生にサッカーの知識と経験を提供することを大変嬉しく思う」と述べ、ガンバ大阪との交流はスポーツだけでなく、規律や思いやりなど、若者の成長に役立つと期待を込めた。