29日午前11時、タイ災害防止軽減局は、チャオプラヤー・ダム(中部チャイナート県)の放水量が毎秒1000立方メートルに増加したとして、アユタヤ県とアーントーン県の住民に警告を出した。30日午前5時頃から影響が出始めるという。


マティチョンの報道によると、同局は携帯電話利用者向け緊急災害警報システム「セル・ブロードキャスト」とSMSを通じ、警告メッセージを送信。両県の低地は冠水の危険性がある。

対象地域は、アーントーン県パーモーク郡の2町と、アユタヤ県セーナー郡の4町、パックハイ郡の3町。低地の住民に対し、家財を高台へ移動し、高齢者などを支援して避難するよう呼び掛けている。

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