タイ東北部ウドーンターニー県で29日、県内の幼稚園に通う約200人の子どもが下痢と嘔吐の症状で病院に搬送された。医師らは幼稚園の給食で食中毒が発生した可能性があるとして原因究明を急いでいる。
カオソッドの報道によると、ソムデット・プラ・ユッパラット・バン・ドゥン病院の救急治療室は、約200人の子どもと保護者で溢れかえった。
子どもたちは下痢と嘔吐などの症状があり、血液検査の結果、一部の子どもが感染性胃腸炎だと判明。発症したのは降園後で、保護者によると、その日の幼稚園の給食はカオマンガイと、デザートのロードチョンだったという。
幼稚園は30日を特別休園。同県知事や保健当局関係者は30日昼に病院を訪れ、子どもたちのお見舞いと原因調査をする予定だという。