カオヤイ国立公園で目撃され、たびたび地元地域にも出没することで有名な野生のオスのゾウ「プライ・ビアン・レック(Plai Biang Lek)」が2日、世間を騒がせた。午前3時頃、プライ・ビアン・レックはジャングルから姿を現し、地元の食料品店にぶらぶらと歩いて入り込んだ。
カオソッドの報道によると、地元住民は、プライ・ビアン・レックがこの食料品店の前を通るのは見慣れていたが、これまで一度も入ろうとしたことは無かったと話した。しかし今回は「入店」し、住民と店主を驚かせたという。
さらに驚いたことに、彼は甘いカリカリのスナック「ナンレッド」と、鶏卵をムシャムシャと食べ、ふらりと退店。村に迷い込むゾウは通常、塩分や塩辛い食べ物を求めるため、このような行動は非常に珍しいという。
プライ・ビアン・レッグはポテトチップスのような塩辛いスナックでは無く、甘くてタンパク質が豊富なものを明らかに好んで食べていた。