タイとカンボジアの政治的緊張とタイの政情不安を受け、タイ株式市場のSET指数は2日連続で急落した。19日は取引開始後、約1時間で2.2%下落。

前営業日25.85(2.36%)安の1068.73で取引を終えた。国内の機関投資家は63億9363万バーツの売り越しとなった。

プラチャーチャート・トゥラキットなどの報道によると、18日には19ポイント急落し、1094.58(1.71%安)で取引を終えていた。出来高は360。4億バーツ。外国人投資家は11.3億バーツ売り越していた。

タイ・カンボジア両首脳の電話音声流出が国内外の投資家の懸念を高め、大幅な売りに繋がった。

株価下落の要因は主に政治問題で、タイのカンボジアの緊張の高まりによるもの。米連邦準備制度理事会(FRB)の会合が政策金利の据え置きを決定したことも影響したという。

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