21日、ミャンマー沖でマグニチュード(M)5.4の地震が発生し、バンコクの一部の高層ビルでも揺れを感じた。

プラチャーチャート・トゥラキットなどの報道によると、震源は北部ターク県メーソート群の南西211キロ地点のミャンマー沖で、震源の深さは10キロメートル。

被害は報告されていない。タイ気象局が発表した。

タイのXでは多くの利用者がハッシュタグ「地震」を使用し、バンコクでも高層ビルで揺れを感じた人が多かった。アソークやプロムポン、サンパンタウォン、スラウォン、ラッチャダーピセーク(25階建ビル)、パトゥムワン、ラーチャテーウィー、フワイクワーン、クローントゥーイ、バーンラックなどで揺れを観測した。同局に寄せられた揺れの報告は以下の通り。

ペッブリー通り:10階建て以下のオフィスビルでは、全員がビルの揺れを感じた。

パトゥムワン区ルンピニー:10階建以上のオフィスビルの11階では、めまいのような感覚があったが、酷い状態では無かった。

パトゥムワン区チュラロンコーン:10階建て以上のオフィスビル9階では、座っていると体に揺れを感じた。

クローントゥーイ区クローンタン:10階建て以上のオフィスビル9階で揺れを感じたが、落下物は無かった。

ワッタナー区クローントゥーイヌア:10階建て以上のオフィスビル11階で、9時58分頃に約10秒間、軽い揺れを感じた。

シーロムとバーンラック:10階建て以上のオフィスビル30階では、目が回って気持ちが悪かった。

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