中国の電気自動車(EV)ブランド「NETA(ネタ)」の親会である社合衆新能源汽車(ホゾン・オート)が19日、正式に破産申請し、上海にあるNETAのショールーム数カ所が閉鎖したとロイターが報じた。中国国営テレビ(CCTV)の報道として伝えた。


タイ現地報道によると、内部情報筋は5月初旬、NETAが134社以上のサプライヤーに対し、総額20億元(約94億バーツ)に上る未払い債務を抱えていると主張した。

NETAはタイのEV市場にいち早く参入したブランドの1つ。タイの消費者の信頼を獲得し、現在ではタイ国内で約2万5000人がNETA車両を所有している。

NETAオート・タイランドのゼネラルマネージャーは12日、同社が債務・組織再編を進めていると発表。「NETAが中国に残る限り、タイにも残る」と明言していたが、親会社の破産申請で、NETAオート・タイランドの将来の見通しは不透明だ。

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