国際協力銀行(JBIC)は7月31日、国際物流のジェットエイト(東京都)のタイ法人JET8 との間で、融資金額700万バーツ(JBIC分)を限度とする貸付契約を締結したと発表した。

JBICによると、北國銀行との協調融資で、総額は1000万バーツ。

J8THがタイで行う医薬品などの国際物流事業の設備増設に必要な資金を、現地通貨建てで融資。同社は設備増強により、温度管理ロジスティクスサービスを拡充する。

ジェットエイトは2004年設立。特殊性の高い温度管理輸送が強みの中小企業。

タイ法人J8THは2009年設立。高度医療機関や大学などの研究機関や世界的製薬メーカーに対し、治療用医薬品やワクチンのほか、血液、血清などの病院検体など、バイオ・医化学サンプルの輸送サービスを提供。また、冷蔵・冷凍食品の温度管理ロジスティクスサービスも手掛けている。

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