天ぷら好きなら誰もが知っている日本の天ぷら専門店「てんや」が、タイから撤退すると発表した。現在営業中の2店舗は8月31日に閉店する。
タイ現地メディアによると、CRGが今年発表していた、成長の可能性が高いブランドに注力する戦略の一環。日本食の新しいブランド飲食店が次々と登場して選択肢が増える中、「てんや」はかつての人気を保てずに徐々に店舗を閉店。現在はターミナル21とサームヤーンミットタウンの2店舗のみ営業している。
「てんや」は1999年に浅草で創業。タイでは2015年、セントラル・レストランツ・グループ(CRG)による運営で1号店をセントラル・バーンナーに出店。その後、複数の大手百貨店に店舗を出店、2020年時点で14店舗に拡大した。