フランクフルトの長谷部 photo/Getty Images
SDとして再会
フランクフルトに所属するMF長谷部誠は今やチームに欠かせぬリーダーだが、その姿をかつての盟友はどう見ているのだろうか。
フランクフルトは22日にリーグ戦でヴォルフスブルクと対戦するが、現在ヴォルフスブルクでスポーツディレクターを務めているのはマルセル・シェーファーだ。
シェーファーはすでにクラブのフロントに入っているが、年齢は長谷部より1つ下の34歳だ。35歳と大ベテランになった長谷部がフランクフルトの中心人物となっていることに特別な感情もあるはずで、長谷部は今が全盛期と言えるような活躍ぶりだ。独『Sportbuzzer』も2人の再会を特集しており、「シェーファーが相棒・長谷部との戦いを楽しみにしている」と伝えている。
2人はかなり仲が良かったようで、長谷部の結婚式にも招待されていたとか。シェーファーも「マコトは選手としてだけでなく、優れた人物でもある」と人間性の部分も評価している。
ヴォルフスブルク時代の長谷部は本職の中盤からサイドバックまで、幅広い役割をこなす便利屋的存在だった。それが今ではフランクフルトのリベロとして絶対的地位を確立しており、このシナリオはシェーファーも予想していなかったはず。「マコトは今非常に上手くやっている。これに疑いの余地はない」とも語っており、盟友シェーファーのいるヴォルフスブルク相手に好調フランクフルトがどのようなパフォーマンスを見せてくれるか楽しみだ。