アヤックスの攻撃を牽引しているタディッチ(10番) photo/Getty Images
「プレミアでは......」
昨夏にプレミアリーグのサウサンプトンからエールディヴィジ(オランダ1部リーグ)のアヤックスに移籍したFWドゥシャン・タディッチ。昨季のプレミアリーグでは36試合に出場して6得点と不完全燃焼に終わったものの、2018-2019シーズンのエールディヴィジでは第32節消化時点で24得点と躍動。
そんな同選手が、プレミアリーグで本領を発揮できなかった理由について言及。同リーグのレフェリングへの適応に苦労したことを明かした。英『The Telegraph』が伝えている。
「プレミアリーグでゲームを支配できるのは上位6クラブだけだ(マンチェスターの2チーム、リヴァプール、トッテナム、チェルシー、アーセナル)。この6クラブ以外はボールを持てない時間帯が長い。あと、僕がプレミアリーグを去ったのは、相手にずっと蹴られていたからだ。(レフェリングは)80%がDFに有利なもので、20%がFWのためみたいな感じ。僕には難しかったね。ヨーロッパの舞台ではもっと(攻撃側の選手が)守られているんだ」
激しい接触に寛容な点がプレミアリーグの醍醐味であるが、オランダやセルビアのクラブでのプレイ経験があるタディッチにとって、同リーグのレフェリングは受け入れられないものだったのだろう。