今季はリヴァプールに敗北 photo/Getty Images
レアルとは違うとスペイン紙
国内では抜群の安定感を誇るバルセロナが、なぜチャンピオンズリーグになると勝てないのか。今季もリーガ・エスパニョーラを危なげなく制したが、チャンピオンズリーグでは準決勝でリヴァプールに大逆転負けを喫してしまった。
スペイン『MARCA』は「バルセロナはレアル・マドリードとは違う」と伝え、バルセロナがなぜ欧州で勝てなくなるのか疑問を抱いている。近年のバルセロナとレアルは対照的なシーズンを過ごしており、国内ではバルセロナが圧倒的に優位な立場にある。一方でレアルはチャンピオンズリーグの達人かのごとく白星を重ね、2015-16シーズンからは3連覇を果たしている。2連覇だけでも特別なことで、3連覇は偉業と言っていい。
残念ながら今季はレアルもベスト16で姿を消したが、今後も3連覇を果たすようなチームはなかなか出てこないだろう。レアルはチャンピオンズリーグでの戦い方を理解していたことになる。そしてバルセロナはこれを理解していない。
レアルはリーグ戦で勝ち点を取りこぼすケースは目立つが、チャンピオンズリーグになると手堅い。同メディアはバルセロナに対し、リオネル・メッシだけでは勝てないとメッセージを送っている。メッシは今季もリヴァプールとの準決勝2ndレグを除けば元気だったが、メッシの力だけで勝ち上がることは難しいのだろう。
バルセロナは来季もこの難問にチャレンジすることになる。