ウェストハムに加わるハラー photo/Getty Images
チームメイトもルカクと比較
サイズがあって空中戦に強く、スピードがあって得点力もある。これは夢のストライカー像と言えるだろう。
そのルカクと同じタイプと言われているのが、今夏フランクフルトからウェストハムにやってきたFWセバスティアン・ハラーだ。ハラーも190cmのサイズがあり、縦への推進力も兼ね備えている。フランクフルトではルカ・ヨビッチ、アンテ・レビッチらと強力3トップを形成しており、そんなフィジカルモンスターがついにプレミアへやってくる。
ハラーはフランスの世代別代表でプレイしてきた選手だが、同じくフランスの世代別代表でプレイしてきたDFイッサ・ディオプも現在はウェストハムに所属している。英『Squawka』によると、ディオプはハラーがルカクに近いタイプのストライカーだと語っており、DFにとって非常に厄介な存在と実力を認めている。
「セバスティアンは非常に良い選手だし、非常に強くて優れたテクニックを持つ。僕たちのために多くのゴールを決めることを祈っているよ。彼とはU-21フランス代表で数試合一緒にプレイしたし、トレーニングもした。だから彼にチャレンジするのがいかに難しいか分かっているんだ。彼はサイズもあってパワフルだからね。彼は体を上手く使うし、DFにとってはタフな相手だ。
また同メディアのデータでは、ハラーは昨季ブンデスリーガで1試合平均8.29回の空中戦勝利数を記録。一方でルカクは3.93回となっており、こちらはハラーが圧倒的に上回っている。また1試合平均のデュエル勝利数でもルカクが5.24回なのに対し、ハラーは12.01回と差がある。このフィジカルがプレミアのDFをどこまで苦しめるのか、ウェストハムの戦いが楽しみだ。
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