トッテナムに加わったエンドンベレ photo/Getty Images
英紙がトップ5をチョイス
まだリーグ戦もスタートしていないため、今夏に移籍を決意した選手たちが必ず成功するとは限らない。ただ、前評判の高い選手は多い。
5位:モイーズ・キーン(エヴァートン/FW)
近年のエヴァートンに欠けていたのは、得点力のあるセンターフォワードだ。昨季はFWリシャルリソンとMFギルフィ・シグルズソンがチームトップとなるリーグ戦13得点を記録しているが、さらに上を目指すならば20得点近く奪えるストライカーが欲しい。キーンはユヴェントスで出番が限られていたものの、昨季は89分に1ゴールのペースでネットを揺らしている。目指すはロメル・ルカク2世と言ったところだろうか。
4位:ロドリ(マンチェスター・シティ/MF)
マンCはここ何年かアンカーを務めるフェルナンジーニョの後継者を探してきたが、ようやく理想的な選手が見つかった。ロドリの獲得にマンCは6300万ポンドもの資金を注ぎ込んでいるが、能力や将来性を考えると良い補強と言えよう。足下の技術に加え、アトレティコ・マドリードで磨かれた守備意識も魅力的だ。ブレイクの可能性は高い。
3位:ニコラ・ペペ(アーセナル/FW)
アーセナルにとってウイングの獲得は今夏のメインターゲットの1つだったが、最終的には欧州複数クラブが目をつけていたペペの獲得に成功した。ペペは昨季リールでリーグ戦22得点を記録しており、チャンピオンズリーグ出場権を持つクラブでプレイすることも可能だったはず。その中でアーセナル行きを選択することになり、今夏No.1と言っていいほどのサプライズ移籍となった。ピエール・エメリク・オバメヤン、アレクサンドル・ラカゼットとの3トップに同メディアも期待をかけており、プレミア1年目から大爆発といきたいところ。
2位:ユーリ・ティーレマンス(レスター・シティ/MF)
同メディアはティーレマンスの移籍を奇妙だと取り上げている。これは獲得に動いたレスターのことを指しているのではない。
1位:タンギー・エンドンベレ(トッテナム/MF)
1位に選ばれたのは、トッテナムがリヨンから獲得したエンドンベレだ。エンドンベレは足下の技術に加えて縦への推進力も備えており、プレミアでも十分に通用するだろう。同メディアは以前トッテナムに所属していたMFムサ・デンベレのように対処が難しい選手だと伝えており、22歳という年齢を考えても10年近くエンドンベレがトップレベルを維持できるはずと期待をかけている。
果たしてこのトップ5に入った選手たちは期待通りのパフォーマンスを披露できるのか。ロドリ、ペペ、エンドンベレには多額の移籍金が費やされていることもあり、結果を残せなかった場合は批判を浴びることになるだろう。
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