マンCのフォデン photo/Getty Images
ベテランの後継者もしっかり確保
近年のプレミアリーグは争いが激しく、連覇は限りなく難しいミッションと言われてきた。しかし、昨季マンチェスター・シティがついに連覇を達成。
2007-08、2008-09シーズンにマンチェスター・ユナイテッドが達成して以来の偉業となったわけだが、英『Manchester Evening News』はマンCによる支配が今後5年ほど続く可能性があると主張する。
今でも十分に強いのだが、マンCの恐ろしいところは世代交代も進んできていることだ。同メディアによれば昨季のチーム平均年齢は27.5歳だったが、昨季限りでベテランDFヴァンサン・コンパニが去った。そして今季限りで33歳のダビド・シルバが退団する予定となっており、34歳のMFフェルナンジーニョもそれほど長くチームに留まりはしないだろう。
後継者もばっちり確保している。コンパニの抜けたセンターバックはアイメリック・ラポルテとジョン・ストーンズの25歳コンビが務め、フェルナンジーニョの後継者候補として23歳のロドリをアトレティコ・マドリードから獲得。ダビド・シルバの後継者にはベルナルド・シウバ、さらに伸び盛りのフィル・フォデンがいる。
コンパニに続いてダビド・シルバの退団も痛手なのは事実だが、後継者をしっかり確保しているだけに傷口が目立たない。さらに今夏はサイドバックに25歳のジョアン・カンセロを加えており、29歳のカイル・ウォーカーに衰えの色が見えた場合でも対応できる。
開幕節のウェストハム戦のチーム平均年齢は25.8歳となっていたが、同メディアはこれがシーズンの終わりには24.2歳あたりまで下がると見ている。若ければ全て良しというわけではないが、イングランド国内を支配する点においてマンCに不安材料は見当たらない。ジョゼップ・グアルディオラが指導する限り、他クラブがマンCを追い抜くのは難しいか。
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