将来の活躍が期待される若手アンス・ファティ photo/Getty Images
息子のデビューを父がお大喜び
16歳でバルセロナデビューを飾ったギニアビサウ出身のFWアンス・ファティ。この超新星の父が、息子が華々しい舞台に立った喜びなどを語っている。
2002年10月31日生まれのファティは、2013年にバルセロナの下部組織へ入団し、将来の活躍が期待される若き逸材だ。スピードに乗ったドリブルや得点力を武器に、昨年15歳ながらU-19チームへの飛び級を果たすと、UEFAユースリーグで9戦4ゴール3アシストを記録するなど圧巻のパフォーマンスを披露していた。そして、着実にステップアップを続ける同選手は、リオネル・メッシやルイス・スアレスの負傷などもあり、あれよあれよという間にトップチームまで登り詰め、25日に行われたベティス戦(リーガ・エスパニョーラ第2節)で78分から途中出場を果たし、トップチームデビュー。クラブ史上2番目の若さ(16歳260日)で、トップチームの一員としてピッチに立ったのだ。
これを誰よりも喜んでいるのファティの父であるボリ・ファティさん。スペイン『COPE』のインタビューに応じると、息子のバルセロナデビューを「私の人生で一番幸せな日です。アンスが『バルベルデ監督に招集された』と私に言ってきたとき、私も妻も泣いてしまいました。彼がピッチへ入ったとき、私たちは『まさか』と思いましたね。雲の中にいるようでしたよ」と振り返っている。
ただ、過去にはバルセロナではなくレアル・マドリードへ加入する可能性もあったようだ。その時の秘話を「私たちがセビージャにいたころ、レアル・マドリードが息子に対して、バルセロナよりも良い条件のオファーをくれました。しかし、バルセロナを選びました。
近年若手の台頭が著しい欧州サッカーだが、ファティはこのままスターダムを駆け上がることができるのか。
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