勝ち切れないマンU photo/Getty Images
今節もサウサンプトンと引き分け
開幕節こそチェルシーを4-0で撃破するド派手なスタートを切ったのだが、マンチェスター・ユナイテッドはそこからウォルバーハンプトンと1-1のドロー、クリスタル・パレスにはまさかの敗北、そして今節サウサンプトン戦は相手が1人少ない状況にもかかわらず1-1のドローで終わってしまった。4試合を終えて勝ち点5のスタートだ。
英『The Sun』によれば、開幕4試合で勝ち点5のスタートは1992-93シーズン以降ではワーストに並ぶ成績だという。ルイ・ファン・ハールが指揮していた2014-15シーズンも全く同じ開幕4戦1勝2分1敗のスタートを切ったのだが、勝ち点5より少ない数字でスタートしたのは1992-93シーズンが最後となっている。
当時は名将アレックス・ファーガソン氏がチームを指揮しており、シェフィールド・ユナイテッド、エヴァートン相手に開幕から連敗してしまった。しかしそこから持ち直し、当時はリーグ制覇を果たしている。オーレ・グンナー・スールシャール率いる今のマンUがリーグ制覇まで盛り返すのは難しいだろうが、まだトップ4入りなど挽回は十分に可能だ。
改善が求められるのは得点力の部分だろう。今回のサウサンプトン戦もシュートを21本も放っているが、1点止まりだ。同メディアは決定的なストライカーを抱えていない問題が結果に表れていると伝えており、決定力ある点取り屋が求められている。
ここからもレスター・シティ、ウェストハムとトップ10入りを狙う不気味なチームとの対戦が続くが、マンUはしっかりと勝ち切れるだろうか。スールシャールはチームのパフォーマンスには満足しているようで、あとは決め切るだけだ。
●最新情報をtwitterで見よう!
twitterアカウント
https://twitter.com/theWORLD_JPN/