バイエルンのレナト・サンチェス photo/Getty Images
今夏にクラブを離れる
今夏バイエルンがフィリペ・コウチーニョやイヴァン・ペリシッチら即戦力を加える中、フランスのリールへと移籍した選手がいる。期待の若手と言われながら定位置を確保できなかったMFレナト・サンチェスだ。
レナト・サンチェスはEURO2016で最優秀若手選手賞に選ばれる華々しいスタートを切り、意気揚々とバイエルンでのキャリアをスタートさせた。ところが世界を代表する名門クラブの壁は厚く、ついに加入から3年が経過した今夏にリールへ向かう決断を下すことになった。
EURO2016での活躍は決して偶然ではなかったはずだが、仏『RMC Sport』によればレナトも名門クラブへ向かうのが早すぎたと悔やんでいる。バイエルンのようなクラブに向かうには経験が不足しすぎていたのだろう。
「準備ができていなかった。全てが僕には早すぎたんだよ。ベンフィカでプロになった半年後には世界最大のクラブの1つへ突然向かうことになったのだからね。バイエルンでは全てが違っていた。残りたかったけど、僕の望むようにはいかなかった。ただ、バイエルンでプレイすることは重要だった。僕は多くのことを学び、より成熟し、大人になったんだ」
レナトは2015年10月にベンフィカでデビューし、その約半年後にはバイエルンへの移籍が決まっている。ステップアップが早すぎたのかもしれないが、そのぶんまだ22歳と若い。
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