ドイツ代表のニャブリ photo/Getty Images
11試合で10得点の超ハイペース
ドイツ代表最強の点取り屋といえば、ミロスラフ・クローゼだ。クローゼは2002年の日韓ワールドカップでも大活躍した名手で、得点を決めて宙返りを披露するセレブレーションを記憶している人は多いだろう。
クローゼは代表通算71ゴールを記録しており、これはあのゲルト・ミュラー氏も抜いてドイツ代表歴代最多得点となっている。ワールドカップでは通算16得点を記録し、ワールドカップ歴代最多得点記録保持者でもある。まさに代表戦においてクローゼは最強の点取り屋と呼ぶにふさわしい。
クローゼの記録へ近づくのは簡単ではないが、今注目を集めているのがバイエルン所属FWセルジュ・ニャブリだ。ニャブリは純粋なストライカーというわけではないが、ドイツ代表で得点を量産しているのだ。
ニャブリは9日に行われたアルゼンチン代表との親善試合で得点を記録したが、これで代表デビューから11試合で10得点と驚異的なペースだ。米『Bleacher Report』によれば、クローゼでも10得点奪うのに13試合かかっている。僅かではあるものの、ニャブリの方が得点ペースは速いのだ。
ニャブリは現在24歳で、クローゼが代表デビューを果たしたのは22歳の時だ。クローゼの記録に近づくのは簡単ではないが、クローゼのようにベテランになっても得点力を維持できればニャブリにもチャンスはあるかもしれない。そう思わせるほど快調なペースだ。
まずドイツが目指すはEURO2020制覇で、ニャブリがエース格になるのは間違いないだろう。
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