今夏サガン鳥栖で現役生活にピリオドを打ったトーレス photo/Getty Images
レジェンドだらけの構成に
どんな名選手であっても現役を退くタイミングはどこかでやってくる。人によって差異はあるが、年齢を重ねればそれ相応に衰えは見えてくるだけに仕方のないことだ。
そんな中でも2019年はサッカーファンにとって特にエモーショナルな年になっていると英『GIVE ME SPORT』が主張している。かつてサッカー界を席巻したレジェンドの引退が多すぎる。この状況を受けて同メディアは「2019年に現役引退を決断した選手」でベストイレブンを作成。名手たちとの別れを惜しんでいる。
GK
ペトル・チェフ
DF
パトリス・エブラ
アンドレア・バルザーリ
ファン
アシュリー・コール
MF
アリエン・ロッベン
バスティアン・シュバインシュタイガー
シャビ
ヴェスレイ・スナイデル
FW
サミュエル・エトー
フェルナンド・トーレス
GKはチェルシーやアーセナルで活躍したチェフだ。トレードマークのヘッドギアを装着してゴールマウスを守る彼の姿が目に焼き付いている人も多いだろう。先日、アイスホッケー選手への転身が決定したことも話題を呼んでいる。
続いてDF。最終ラインにはなかなかに渋い選手も選ばれている。マンチェスター・ユナイテッドで活躍したエブラ、ユヴェントスの鉄壁守備ユニットBBCの一角を務めたバルザーリ、ローマで守備職人ぶりを発揮したファン、かつて世界最高SBとも称されたA・コール。
MFも豪華。左足一本でレジェンドに成り上がったロッベンやバイエルンなどの中盤を支配したシュバインシュタイガー、バルセロナの華麗なパスワークを司ったシャビ、ハイレベルなキック精度で何本ものフリーキックを沈めたスナイデルが選出されている。一度ボールを渡してしまえば二度と帰って来ないかもしれない、そんなことを思わせるような中盤だ。
最後はFW。2トップにはバルセロナやインテルで主要タイトル3冠を達成したエトーと、リヴァプールやアトレティコなどで活躍し最後はサガン鳥栖で現役を引退したトーレスが選ばれた。双方、全盛期の破壊力は凄まじかった。この2トップなら得点力に困ることはなさそうだ。
2019 年に引退を決断したレジェンドたち。ピッチを去ることになったが、彼らが現役時代に披露してくれたスーパープレイの数々を我々はこれからも忘れることはないだろう。
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