アーセナルのエジル photo/Getty Images
アーセナルを離れる場合のベストな行き先は
ダニ・セバージョスがレアル・マドリードからのレンタルで加わり、さらに若いジョー・ウィロックも成長を見せているアーセナルでは天才司令塔メスト・エジルの出場機会が限られている。指揮官ウナイ・エメリはマッテオ・グエンドウジなどエネルギー溢れるタイプのMFを好んでおり、エジルが序列1番手となるのは難しいのだろう。
アーセナルを離れることも選択肢の1つとなるが、もし離れるならばどこへ向かうのが良いのだろうか。英『Squawka』がアンケートを取っているが、最も票を獲得したのはセリエA行きだ。
セリエAではフィオレンティーナFWフランク・リベリ、サンプドリアFWファビオ・クアリアレッラなど、ベテラン選手の活躍も目立つ。31歳のエジルが輝く場所もあるはずで、インテルとミランの両クラブがエジルに関心を示しているとの話題も出ている。仮にインテルへ向かえばアーセナルで同僚だったFWアレクシス・サンチェスと再会することになり、そのシナリオも非常に興味深い。
2番目に多くの票を集めたのは、ブンデスリーガだ。エジルはシャルケでキャリアをスタートさせ、一気にスター選手へと駆け上がった。同メディアは最もロマンチックな選択肢と伝えているが、古巣のシャルケかブレーメンに帰還するプランも興味深い。エジルが加われば、両クラブを上位へ押し上げることも可能だろう。
3番目に多くの票を集めたのはアーセナル残留だ。アーセナルサポーターの中には今でもエジルが貴重な戦力になると考えている人も多く、このまま才能を手放してしまうのは惜しい。エジルは今月15日に31歳の誕生日を迎えたが、同メディアはアーセナルで誕生日を祝うのが今年で最後になるのかと嘆いている。
エジルは2006年にシャルケでデビューして以降、欧州五大リーグでの戦いにおいて1070回ものチャンスメイクを記録している。同期間でこれ以上の数字を記録しているのは、1084回のディミトリ・パイェのみだという。これほどの才能がピッチに立っていないのは問題で、エジルが最も輝ける場所を見つけてほしいところだ。
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