ユヴェントスのロナウド photo/Getty Images
なぜか上のラウンドに行くほど結果を残す
チャンピオンズリーグ歴代得点記録を見ると、現在1位はユヴェントスFWクリスティアーノ・ロナウドで127得点、それを追いかけるのはバルセロナFWリオネル・メッシで113得点だ。両者の差は14得点となっており、それほど大きく開いているわけではない。
ただ、ロナウドの恐ろしいところは大一番で異様な勝負強さ見せるところにある。英『The Sun』がチャンピオンズリーグ準々決勝以降で決めた得点数をランキング形式で紹介しているが、メッシが準々決勝以降に決めた得点数は16点となっている。これでも歴代2位となっているため、十分に凄い数字だ。
しかしロナウドはさらに上をいく。ロナウドは準々決勝以降に何と41点も決めている。他の追随を許さぬ圧倒的No.1の数字だ。
実際、ロナウドにはややエンジンのかかりが遅いシーズンがあった。象徴的なのはレアル・マドリードで優勝を果たした2016-17シーズンで、このシーズンはグループステージでたった2点しか奪っていない。ところが準々決勝のバイエルン戦で5得点、準決勝アトレティコ・マドリード戦で3得点、決勝のユヴェントス戦で2得点を記録。ビッグマッチで急激にギアを上げ、大会得点王に輝いている。
今回のランキングでは、ラウール・ゴンザレス、フィリッポ・インザーギ、アンドリー・シェフチェンコの3人が13得点で並んで3位となっており、彼らも優勝経験を持つレジェンドストライカーだ。しかし、ロナウドの41得点とは大きすぎる差がある。
ロナウドの次なる野望はユヴェントスでのチャンピオンズリーグ制覇だが、また後半戦にペースを上げてくるのだろうか。大一番で得点を決めてくれるストライカーこそユヴェントスが求めていたもので、ロナウドには準々決勝以降の大爆発に期待したい。
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