マンCのデ・ブライネ photo/Getty Images
バルサ黄金の中盤トリオを崩した者は
指揮官ジョゼップ・グアルディオラ史上最強のイレブンを選ぶならば、どのような顔ぶれとなるだろうか。
グアルディオラはバルセロナ、バイエルン、マンチェスター・シティで指揮官を務めてきたが、オーソドックスに考えるならば3冠も達成したバルセロナの選手を中心にベストイレブンが構築されることになるだろう。
同メディアの選んだ「グアルディオラ史上最強イレブン」からは、バルセロナの闘将DFカルレス・プジョル、MFシャビ・エルナンデスが外れているのだ。代わりに選んだのは、現在指揮するマンCからDFアイメリック・ラポルテ、MFケビン・デ・ブライネの2人だ。
GKはバイエルンからマヌエル・ノイアー、最終ラインはサイドバックに元バルセロナのダニエウ・アウベスと元バイエルンのフィリップ・ラーム、センターバックはバルセロナのジェラール・ピケ、そしてピケの相棒にラポルテだ。
守備力、リーダーシップならばプジョルも負けていないが、ラポルテには高精度の左足がある。同メディアはラポルテが現在のプレミアリーグでリヴァプールDFフィルジル・ファン・ダイクと唯一張り合えるセンターバックと考えているようで、評価はバイエルンのジェローム・ボアテングとプジョルを上回る。ピケの相棒には高精度な左足を持つラポルテがピッタリか。
中盤はアンカーにバルセロナのセルヒオ・ブスケッツ、その前に元バルセロナのアンドレス・イニエスタ、そしてデ・ブライネだ。シャビが入らないのは意外かもしれないが、デ・ブライネのアシスト能力はシャビやイニエスタをも上回るのではないか。現代最強MFと言っても問題ないはずで、バルセロナが誇った黄金の中盤に割って入るだけの実力がある。
そして前線はバルセロナのリオネル・メッシ、元バイエルンのアリエン・ロッベン、マンCのセルヒオ・アグエロと、3クラブから1人ずつ選ばれている。ここにもマンCのラヒーム・スターリングが割って入ってくる可能性があり、今回のイレブンを見ればマンCもスペシャルなチームに仕上がっていることが改めて分かってくる。
グアルディオラに残されたミッションはただ1つ、マンCでのチャンピオンズリーグ制覇だ。それさえ達成すれば、マンCもあの黄金期のバルセロナに負けない最強チームと数えられるようになるだろう。
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