エヴァートンのキーン photo/Getty Images
想定とは異なるスタートに
今夏の移籍市場の中でも大きな注目を集めていた1人の若きFWがいる。
イタリアサッカー界の未来と期待される20歳のFWモイーズ・キーンだ。
エヴァートン加入当初は、ベルギー代表FWロメル・ルカクが活躍したクラブだったことから「ルカク2世」といった声がサポーターからも挙がっていた。ルカクほどサイズがあるわけではないが、キーンも馬力のあるパワフルなFWだ。エヴァートンに得点を量産できるストライカーが不足していたこともあり、キーンの加入はサポーターを興奮させることになった。
ところが、今はどうだろうか。チームはまさかの17位と大苦戦しており、キーンもポジションを確保できていない。ここまでリーグ戦で先発したのは僅か2試合で、まだ得点を決めることすらできていない。期待されていたものとは程遠いイングランド生活のスタートだ。
英『Squawka』もキーンの現状を心配しているが、チームを指揮するマルコ・シウバは今季何度かキーンを右のウイングとしてプレイさせている。同メディアはこれが合っていないと見ており、やはり得点を期待するならばセンターフォワード起用がベストだ。
エヴァートンはここまで11試合を戦って11得点と得点力不足に陥っており、今こそキーンの得点力を活かしたい。
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