チェルシーのジルー photo/Getty Images
1番手はエイブラハムで決まりだが……
今季のチェルシーでは若手の活躍が目立っており、最前線ではレンタル先のアストン・ヴィラから戻ってきた22歳FWタミー・エイブラハムが指揮官フランク・ランパードのお気に入りとなっている。
エイブラハムがこれほど早くブレイクするとは予想外だったが、これによって出番が激減したのがベテランFWオリヴィエ・ジルーだ。
エイブラハムがリーグ戦とチャンピオンズリーグ合わせて10得点を挙げていることを考えると、ジルーが得点力でエイブラハムに勝負を挑むのは難しい。ただ、サポーターはジルーを見捨てていない。もう少しチャンスを与えてもいいのではないかとの意見もあるようなのだ。
英『Football London』によると、サポーターからは「なぜランパードは彼を使わないのか」、「次のゲームで彼を先発させるべきだ」、「1月に彼がチームを離れるならば残念だ」といった意見が出ており、ジルーの登場を待っている人もいる。
ジルーはクラブとの契約が今季限りとなっているため、すでにアントニオ・コンテが指揮官を務めるインテルが獲得へ動いているとも言われている。コンテはチェルシー時代にジルーを見ており、ロメル・ルカクのバックアッパー候補として魅力的な人材だ。
ジルーのチェルシーでの冒険が今季で終わる可能性は十分に考えられるが、このままチャンスは増えないのか。ポストプレイの質ではエイブラハムにも負けていないはずで、どこかでアピールするチャンスが欲しいところだ。
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