バルセロナのピケ photo/Getty Images
守備の柱と若きアタッカーがカギ
代表マッチウィークが明けると、バルセロナは23日にリーガ・エスパニョーラでレガネスと対戦する。それを前にスペイン『MARCA』は、いくつか改善すべき点があると指揮官エルネスト・バルベルデにメッセージを送っている。
注目されたのは2人のプレイヤーだ。まず1人は、好不調の波が激しいFWウスマン・デンベレ。主に左のウイングを主戦場とするデンベレの能力を最大限に引き出し、チームスタイルにフィットさせなければならないと同メディアは考えている。
このポジションでは新加入のアントワーヌ・グリーズマンもいるが、グリーズマンも左サイドではやや苦戦気味だ。デンベレが割って入るチャンスは十分にあり、そのためにもデンベレのパフォーマンスをもう少し安定させたい。好調時は相手DFが手に負えない突破を見せてくれるだけに、継続性を身につけていくことが今後の課題となるのだろう。
もう1人は、DFジェラール・ピケだ。失点を減らすことがバルベルデの課題に1つ挙げられているのだが、同メディアは今のピケはベストな状態にないと判断している。最終ラインを統率するピケが好調を維持していることがリーガ・エスパニョーラ、チャンピオンズリーグ制覇への重要なカギとなる。リオネル・メッシ同様、ピケも替えが利かない選手なのだ。
レガネス戦が終わると、バルセロナは厳しいスケジュールへと突入していく。チャンピオンズリーグではグループステージ残り2試合でドルトムント、インテルを相手にすることになり、リーグ戦でもアトレティコ・マドリード、好調のレアル・ソシエダ、そして12月18日にはレアル・マドリードとのクラシコが控えている。
ここで結果を出せなかった場合はバルベルデの立場がますます怪しいものとなってくるだろうが、確実に白星を稼いでいけるのか。バルセロナにとっては正念場を迎える。
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