今フレッシュな若手が成熟する photo/Getty Images
今のチームも十分に強いが……
まだEURO2020本大会も始まっていない段階で予想するのは早すぎるが、優れた若手が続々と出てきているイングランド代表の4年後はどうなっているだろうか。
今のイングランドも十分に強いのだが、EURO2024を迎える時にはさらに豪華なチームになっている可能性が高い。
英『GIVE ME SPORT』が思い切ってEURO2024のイングランド代表メンバーを予想しているが、確かに顔ぶれだけを見ると5年後の方が強いようにも思えてくる。
最終ラインではリヴァプールのトレント・アレクサンダー・アーノルド(20)、マンチェスター・ユナイテッドのアーロン・ワン・ビサカ(21)、レスター・シティのベン・チルウェル(22)、トッテナムのライアン・セセニョン(19)ら豪華なサイドバック陣がEURO2024の頃には成熟したトッププレイヤーになっていると考えられる。
さらにセンターバックではチェルシーで結果を出している21歳のフィカヨ・トモリが主力となっていると同メディアは予想する。今何かと話題の若手が5年の時を経てさらなる成熟を見せるとの期待だ。
中盤はさらに豪華だ。チェルシーのメイソン・マウント(20)、マンチェスター・シティのフィル・フォデン(19)、レスターのジェイムズ・マディソン(22)、トッテナムのハリー・ウィンクス(23)、ウェストハムのデクラン・ライス(20)、さらにメッシらと比較されることもあるリヴァプールの天才MFハーヴェイ・エリオット(16)まで同メディアは候補に入れている。
何より興味深いのは、中盤からはトッテナムのデル・アリが落選しているのだ。最近は批判を浴びる機会も増えているが、デル・アリですら入れないほど豪華な代表チームになるかもしれない。
前線ではハリー・ケイン(26)が真のリーダーとなり、マンUのマーカス・ラッシュフォードもトッププレイヤーになっているかもしれない。さらに後輩のFWメイソン・グリーンウッド(18)、チェルシーで爆発し始めたタミー・エイブラハム(22)も頼れる点取り屋へ成長していることが期待される。リヴァプールのリアン・ブリュースター(19)、アーセナルからリーズ・ユナイテッドにレンタル移籍しているエディ・エンケティア(20)らも興味深い。
ウイングではラヒーム・スターリング(24)、チェルシーのカラム・ハドソン・オドイ(19)、ドルトムントのジェイドン・サンチョ(19)が揃ってワールドクラスのタレントになっているはずで、ここの突破力は世界屈指のレベルになるだろう。
今のマウントやマディソン、アーノルドらは伸び盛りの若手であり、彼らが成熟した時こそ世界を支配する真のタイミングなのかもしれない。もちろんEURO2020、2022カタールワールドカップも優勝を狙っていくはずだが、EURO2024では今よりも自信を持って優勝候補と言い切ることができるのではないだろうか。
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