イタリア代表のキエーザ photo/Getty Images
移籍市場でも激しい戦い
インテルとユヴェントスはセリエAで激しい首位争いを展開しているが、どうやら戦いはピッチ上だけのものではないようだ。
伊『Gazzetta dello Sport』は、新戦力の獲得を巡っても両クラブがバトルを繰り広げることになると特集している。
1人は今夏も大いに市場を騒がせたブレシア所属のイタリア代表MFサンドロ・トナーリ(19)。アンドレア・ピルロと比較されるなど期待は大きく、イタリアサッカー界のNEXTブレイク筆頭候補と言ったところだろうか。すでにブレシアでは主力としてプレイしており、将来性を考えれば手に入れておきたい。
2人目はインテルとユヴェントス以外のクラブからも注目が集まっているとされるパルマMFデヤン・クルゼフスキ(19)だ。主に右のウイングを主戦場としており、今季はここまで3得点5アシストを記録している。アタランタからレンタルでパルマに加わっているクルゼフスキも、次の市場で大いに話題を集めるであろう金の卵だ。
3人目はローマMFニコロ・ザニオーロ(20)だ。ザニオーロはインテルのユースに所属していた経験を持っており、昨夏にローマへ移籍した選手だ。今やセリエAを代表する攻撃的MFの1人となりつつあり、インテルは再獲得を狙うということなのだろうか。
最後の4人目はザニオーロとともにEURO2020でもイタリア代表の主力として活躍が期待されるフィオレンティーナFWフェデリコ・キエーザ(22)だ。今夏はフィオレンティーナに留まったが、多くのビッグクラブがキエーザのことを追いかけている。
4人をいっせいに獲得するということはないだろうが、今回紹介された4人は今のセリエAで波に乗っている若手たちだ。ビッククラブが目をつけるのは当然で、移籍市場でもインテルVSユヴェントスのバトルは激しくなりそうだ。
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