バイエルンで重要な存在となっているデイビス photo/Getty Images
独メディアもさっそく使用
今季ドイツでアタッカーからサイドバックにコンバートし暴れている19歳がいる。バイエルン・ミュンヘンに所属するアルフォンソ・デイビスだ。
もともとウイングの選手として今年1月にバイエルンにやってきたデイビスは、ニクラス・ズーレやリュカ・エルナンデスなど最終ラインの主力に負傷者が続出したチーム状況もあり今季途中からサイドバックにコンバート。バイエルンの左サイドを支える重要な存在となっている。
そんな彼の最大の持ち味はやはり圧倒的なまでのスピードだろう。ブンデスリーガ公式サイトによると、彼が今季リーグ戦で記録した最高速度は実に時速21.4マイル(約34.4km)。これはブンデス全体におけるトップの数値となっており、いかにこの19歳が規格外のエンジンを持っているかがわかるだろう。
そんなデイビスに面白いニックネームがつけられた。名付け親は彼より歳が1つ下のチームメイトであるジョシュア・ザークツィーだ。デイビスは現地時間11日に行われたチャンピオンズリーグ・グループステージ第6節のトッテナム戦に3-1の勝利と勝利したのち、自身のInstagramに「6/6。いい気分だ。今夜もチームのパフォーマンスは素晴らしかったね」とチームのグループステージ全勝を喜ぶ気持ちを投稿。すると、その投稿にザークツィーが「君のことを“ウサイン”と呼ぶことにするよ」と返信したのだ。
言うまでもなく、これは100m走の世界記録保持者であるウサイン・ボルト氏から取ったもの。
まさかの陸上界からの引用となったデイビスのニックネーム。それだけ彼はサッカー界の枠に収まらないスピードを有しているということか。バイエルンの左サイドを支配する“ウサイン”・デイビスからは今後も目が離せない。
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