バルセロナのファティ photo/Getty Images
リーガ2強に現れたヤングスター
ここ10年ほどリーガ・エスパニョーラの戦いが盛り上がったのは、リオネル・メッシとクリスティアーノ・ロナウドによる強烈なライバル関係があったからだ。バルセロナのメッシ、レアル・マドリードのロナウドは個人タイトルを含め激しく火花を散らすことになり、サッカー史に残るライバル関係なのは間違いない。
しかし昨夏にロナウドがユヴェントスに去ったことで、2人がクラシコの舞台で激突することはなくなった。今もバロンドールを巡るライバル関係は続いているが、やはりクラシコで両者が激突する展開がなくなってしまったのは寂しい。
リーガ、そして世界は新たなライバルを求めている。期待がかかるのは、2人のティーンエイジャーだ。
スペイン『MARCA』は、バルセロナの17歳FWアンス・ファティとレアル・マドリードの18歳FWロドリゴ・ゴエスを新たなライバル関係候補と紹介している。
ファティは今季一気にブレイクしたアタッカーで、先日のインテル戦ではチャンピオンズリーグ史上最年少得点記録を塗り替えるゴールも決めた。伊『TuttoSport』も「Newメッシがインテルを潰した」と紹介していたが、ファティはバルセロナの次期スター候補だ。
一方でロドリゴもチャンピオンズリーグでは早くも4得点を奪っており、想像より早くレアルでブレイクの時を迎えている。チームには19歳のFWヴィニシウス・ジュニオールもいるが、ここまでのパフォーマンスを考えればロドリゴの方が評価は上だろう。
まだファティとロドリゴがライバルになると決めるのは早すぎるが、同メディアも素晴らしいライバル関係が誕生するかもしれないと期待をかけている。メッシVSロナウドに続いてクラシコを盛り上げてくれる存在となるのか。
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