バルセロナのビダル photo/Getty Images
ベンチも多いが絶対欠かせない存在
18日にレアル・マドリードとのクラシコを戦ったバルセロナは、中盤でフレンキー・デ・ヨング、イヴァン・ラキティッチ、セルジ・ロベルトの3人を先発させた。セルヒオ・ブスケッツがベンチスタートだったことに注目が集まっていたが、ブスケッツ以外にも注目すべきMFがいた。
クラシコで35分間しかプレイタイムが与えられなかったMFアルトゥーロ・ビダルである。バルセロナでのビダルの立ち位置は表現が難しく、重要な存在なのに先発の機会が増えない。
ビダルは得点力も高いMFで、泥臭い仕事も担当できる。ただ、少々バルセロナらしくないMFではある。それも影響しているのか、重要なゲームで先発を任される機会が少ない。
一部ではビダルが先発の機会が増えないことに不満を溜めているとも言われるが、それでもスペイン『MARCA』はビダルを失うことだけはできないと指摘。先発の機会が増えずとも、指揮官エルネスト・バルベルデにとってビダルは絶対的な存在なのだ。
ビダルは4-1で快勝した21日のアラベス戦で得点を記録したが、これがリーグ戦5点目だった。リオネル・メッシ、ルイス・スアレス、アントワーヌ・グリーズマンの3人で構成されるMSGに次いで多い得点数となっているのだ。
しかも同メディアのデータでは、今季のビダルはリーグ戦で枠内シュート5本で5点を奪っているという。MFとは思えぬ決定力だ。本来はビッグゲームでも先発すべき実力者なのだが、なかなか出番が増えない。
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