2018年夏にユヴェントスに加入したC・ロナウド photo/Getty Images
元SDが舞台裏を明かす
2018年夏に実現したクリスティアーノ・ロナウドのユヴェントス移籍は世界中のサッカーファンに衝撃を与えた。当時、このニュースに驚いた人は多いだろう。
しかし、ユヴェントスよりも前にC・ロナウドとの契約に迫っていたセリエAのクラブがあったようだ。それはACミラン。英『talkSPORT』によると、なんとC・ロナウドはユヴェントスよりも先にミラン行きに合意していたのだという。では、なぜこの取引は成立しなかったのか。舞台裏を2018年までミランでスポーツディレクターを務めたマッシミリアーノ・ミラベッリ氏が明かしている。
「当時、ジョルジュ・メンデス(C・ロナウドの代理人)と話をしたんだ。ロナウドがレアルとの間に問題を抱えていることは知っていた。そこで、私たちは移籍の手はずを整えたんだ。だがその後、中国人のオーナーは彼を継続的に在籍させることが難しいと判断しこの取引を拒否したのさ。あの時のオーナーが今の人物だったら、CR7はミランの選手だっただろうね」
どうやらこの取引、前オーナーであるリー・ヨンホン氏が最後まで首を縦に振らなかったようだ。
意外な過去の移籍先候補が明らかとなったC・ロナウド。獲得を見送ったミランは、現在ライバルとなってしまった彼を見て何を思っているのだろうか。
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