トッテナムを指揮するモウリーニョ photo/Getty Images
修正には時間がかかる
成績不振からマウリシオ・ポチェッティーノを解任したトッテナムは、後任にジョゼ・モウリーニョを指名した。当初はデル・アリの得点力がアップするなど、モウリーニョ効果が発揮された好ゲームもあった。
しかし、現実はそれほど甘くない。やはりポチェッティーノ体制で苦しんでいたことには理由があり、さすがのモウリーニョでもいきなりチームを好転させるのは難しい。ノリッジ・シティに2-2で引き分け、サウサンプトンには0-1など敗れるなど、最近は守備の問題も出てきている。
英『FourFourTwo』によると、元トッテナム指揮官のハリー・レドナップ氏もいきなりチームを変えるのは難しいと語る。モウリーニョでも魔法の杖を持っているわけではなく、我慢が必要なのだ。
「ジョゼは突然フォームを乱したトッテナムへ向かうことになり、我々は彼の記録を理解している。これまでの記録はインクレディブルなものだ。しかし、誰も魔法の杖は持っていない。現時点でチームが良い状態ではないように見える」
とはいえ、所属している選手たちが一流なのは間違いない。トッテナムは11日にリヴァプールをホームに迎えることになっており、レドナップ氏もリヴァプールの無敗を止めるべくパフォーマンスレベルを上げてくるはずとポジティブな予想を展開している。モウリーニョも入念な準備をしてくるはずで、タイトなゲームになるだろう。
トッテナムとしては首位リヴァプールを叩いて自信を深めたいところだが、モウリーニョはここからチームをどう立て直すだろうか。
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