インテルの補強策について自身の考えを述べたカペッロ氏 photo/Getty Images
ヤングが移籍決定、エリクセンは加入間近
昨夏FWロメル・ルカクやDFディエゴ・ゴディンを獲得し、積極補強を敢行したインテル。その甲斐あって、同クラブは現在セリエAでユヴェントスと激しい首位攻防を繰り広げている。
しかし、インテルの今季補強はこれで終わりではなかった。現地時間17日にはマンチェスター・ユナイテッドからDFアシュリー・ヤングを獲得したことを発表。10年ぶりのスクデット獲得に向けて補強に全力を注いでいる。トッテナムMFクリスティアン・エリクセンの加入も近いとされ、陣容は整いつつある。
そんな中、かつてACミランやレアル・マドリード、イングランド代表などの監督を歴任した名将ファビオ・カペッロ氏が、ヤングとエリクセンについて語っている。伊『Sky Sport』のインタビューに登場した同氏は、いずれも今のインテルにはピッタリの選手と考えているようだ。
「ヤングは3バック時の左WBとしてインテルに理想的な選手だよ。両足でボールを蹴れるし、良いゲームビジョンも持っている。守備は控えめだけど、よく走るしね。非常に勤勉な男だよ。[3-5-2]には最適なじゃないかな。
「エリクセンは素晴らしいクオリティとビジョンを備えている。非常にハイレベルだ。アシストもできるし、ゴールも奪える。彼は独自の視点を持っているね。私は(フランコ・)バルディーニがトッテナムのSDだった時にエリクセンの獲得を進言したことがあるんだ。そしたらその後、彼はちゃんとこのデンマーク人を獲得したよ」
両者の能力を高く評価したカペッロ氏。特にエリクセンのことはアヤックス在籍時から気にしていたようで、トッテナム入りには自分が一役買ったと少し自慢げに話している。
はたして、インテルの冬の補強は成功するのだろうか。ユヴェントスの時代を終わらせるため、新加入選手でさらにブーストをかけていきたいところだ。
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