ミランのレビッチ photo/Getty Images
前半戦は影薄く
過大評価されていた選手なのか、それともミランが能力を引き出すことができていなかったのか。伊『Calciomercato』が前半戦のミステリーだったと紹介したのが、ミランFWアンテ・レビッチの状況だ。
レビッチはフランクフルトでルカ・ヨビッチ、セバスティアン・ハラーと強力攻撃トリオを形成し、その活躍から昨夏にミランへ移籍。注目の新戦力だったはずなのだが、ミランではスタートダッシュに失敗した。
なかなか出番を掴めず、昨年12月もリーグ戦で出番ゼロだ。レビッチがミランへ加わっていたことを忘れていたサッカーファンもいるかもしれない。
しかし同メディアは、15日に行われたコッパ・イタリア5回戦のSPAL戦で回復の兆しが見えてきたと取り上げている。レビッチはフル出場を果たし、ゲームにも3-0で快勝。ミランは今季途中に指揮官がマルコ・ジャンパオロからステファノ・ピオリに変わっており、ピオリ流にフィットしていくのではと期待されているのだ。
何よりレビッチはクロアチア代表の主力として2018ロシアワールドカップ決勝進出にも貢献している選手だ。本来は実力あるプレイヤーで、能力を引き出すことができれば戦力になるのは間違いない。
ここまでセリエAでは8試合、計177分間しかプレイできていない。SPAL戦は国内カップ戦だったが、ここから状況は変わっていくのか。ズラタン・イブラヒモビッチとともに後半戦の攻撃を支えていく逸材となることが期待される。
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