ボタフォゴに加わった本田 photo/Getty Images
英紙が注目するWin-Winの関係
今冬にブラジルのボタフォゴ入りを決めた本田圭佑は、現地で信じられないほどの大歓迎を受けた。空港には2000人近くが集まっての大合唱、そして入団セレモニーにも1万人以上が集まった。
ボタフォゴはブラジルの名門ではあるものの、近年は苦戦気味だ。2014年には2部降格も経験し、昨季も15位に終わった。こんな状況だからこそ、世界的に有名な存在である本田に賭けたいとの思いがあるのかもしれない。
英『The Sun』は「ホンダ・レボリューション」と題し、ボタフォゴのサポーターが本田を信じたがっていると特集。この移籍がクラブと本田の両方にメリットがあると考えているようだ。
「スタジアムの入団セレモニーには1万人以上が集まったが、こんなことはカンボジア代表を指揮し、オランダのフィテッセでもほとんど試合に出場しなかった人物に起こるものではない。本田は良い経歴を持っている。3度のワールドカップに出場し、CSKAモスクワとミランを中心に欧州では100試合以上の経験がある。素晴らしい左足を備えており、まだ33歳だ」
「とはいえ、2017年にイタリアを離れてからの彼のキャリアは奇妙だった。メキシコ、オーストラリア、カンボジアでの仕事に加えて散々だったオランダでの時間だ。それでもボタフォゴのファンは本田を信じたいと考えている」
「本田獲得のメリットはある。
さっそくボタフォゴでは指揮官解任が起こるなど波乱のスタートだが、本田はチームを盛り上げることはできるのか。東京五輪まで残された時間は僅かだが、ブラジルの地からの猛スパートに期待だ。
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