リヴァプールに移籍した南野 photo/Getty Images
主役級だった2人
今季チャンピオンズリーグを大いに盛り上げた2人の挑戦が終わった。
米『Bleacher Report』が「1シーズンに2度、チャンピオンズリーグで同日に敗退を味わった2人」と取り上げたのは、FW南野拓実とアーリング・ハーランドだ。
2人はザルツブルクのプレイヤーとして今季をスタートし、グループステージではリヴァプールやナポリ相手に善戦。特にリヴァプール相手には南野、ハーランドも得点を記録し、ザルツブルク組の2人は一躍注目を集めることになった。
この活躍がきっかけとなり、今冬にはハーランドがドルトムント、南野がリヴァプールへ移籍することになった。ハーランドは早々にドルトムントで主力となり、決勝トーナメントでもパリ・サンジェルマン相手に2得点を記録。ただ、2ndレグでは逆転を許してベスト16敗退となった。

ハーランドも敗北 photo/Getty Images
南野が加わったのは昨季王者リヴァプールだが、ベスト16ではまさかの伏兵アトレティコ・マドリードに敗北。アウェイでの1stレグに続いてホームでの2ndレグまで落とすことになり、大きな失望が残った。
これまでは前所属クラブでチャンピオンズリーグに出場していた選手が冬の移籍市場で動いた場合、新天地で同シーズンのチャンピオンズリーグに出場することができなかったが、今はルールが変更されている。そのため、ハーランドと南野は1シーズンの間に2度チャンピオンズリーグ敗退の感覚を味わったことになる。
それも揃って同じ日に2度目の敗退を経験することとなり、同メディアも少々珍しい1日と取り上げている。それでも今大会を2人が盛り上げたことに変わりはない。来季は2人揃ってもっと上のレベルへ勝ち進んでほしいところだ。
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