アトレティコを指揮するシメオネ photo/Getty Images
リヴァプール撃破も偶然ではない
サディオ・マネ、モハメド・サラー、ロベルト・フィルミーノら強力攻撃陣を抱えているリヴァプールでも、ディフェンス・モードに入ったアトレティコ・マドリードを崩し切ることはできなかった。
11日に行われたチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦2ndレグでは、アンフィールドへ乗り込んだアトレティコが延長戦の末に3-2で勝利。
やはり大きいのはアトレティコ指揮官ディエゴ・シメオネの存在だ。短期決戦で見せるシメオネの勝負強さは異常だ。
英『GIVE ME SPORT』はシメオネにとっての天敵は1人のみと取り上げている。レアル・マドリード時代から厄介なライバルだったFWクリスティアーノ・ロナウドだ。
シメオネはアトレティコの指揮官に就任して以降、チャンピオンズリーグ決勝トーナメントに入ってからはロナウドのいるチームにしか負けていない。
2013-14シーズン、2015-16シーズンはチャンピオンズリーグ決勝でロナウド擁するレアルに敗れており、2014-15シーズンは準々決勝でレアルに、2016-17シーズンは準決勝でレアルに敗れた。それもロナウドにハットトリックを決められての敗北だった。
2017-18シーズンはグループステージで敗れ、2018-19シーズンはロナウドが移籍したユヴェントスに決勝トーナメント1回戦で敗れた。この時もロナウドにハットトリックを決められている。
結果だけを見れば、ロナウドとさえ顔を合わせなければシメオネ率いるアトレティコはチャンピオンズリーグを制覇できていたかもしれない。
今回のリヴァプール撃破も国内リーグの結果だけを考えれば、リヴァプールが圧倒的に優位だった。
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