新型コロナ拡大で優勝が先延ばし ファン・ダイクが最も避けたい...の画像はこちら >>

今季もリヴァプールの守備を支えてきたファン・ダイク photo/Getty Images

無観客試合でのプレミアリーグ優勝決定

リヴァプールに所属するオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクは、日頃から支えてくれているファンに、悲願のタイトルを直接届けられなくなることを恐れているようだ。

世界中で猛威を振るい、サッカー界にも大きな影響を与えている新型コロナウイルス。

感染者が急激に拡大しているヨーロッパ地域では、各国リーグが中断を余儀なくされており、現時点では「4月3日まで中断」とするところが多い。ただ、各国リーグで続々と選手や監督、クラブスタッフなどに感染者が確認され、事態が収束するどころか拡大の一途を辿っており、今のところ再開の目処は立っているリーグはあまりない状況だ。もし再開されたとしても、優勝を決めるために変則的な日程や特別な制度を組み込んだり、無観客試合の措置をとったりするリーグが出てくる可能性も高い。

そんな中、インタビューに応じたファン・ダイク。所属クラブのリヴァプールはプレミアリーグ第29節終了時点で、2位マンチェスター・シティに勝ち点 差「25」をつけて首位を独走しており、クラブの長年の悲願であったプレミアリーグ初制覇がほぼ確実のものとなっているが、次のような想いを明かした。

「もし空っぽのスタジアムで優勝を決めるようなこととなれば、僕はガッカリだよ。
アンフィールドにファンがいなければ、間違いなくちょっとした痛手になるし、誰もファンがいない試合でプレイしたいとは思わないよ。これからどのように進めていくかが決まるまで、僕らは待たなければならない。ただ、もし無観客試合が起こってしまったとしても、僕らは確実にファンのもとへタイトルを届けるよ」

ファン・ダイクが最も避けたいことは、ファンがいない試合での優勝のようだ。はたして、リヴァプールの選手たちはスタジアムへ足を運んだ大勢のファンの目の前で、栄光を手にすることができるのか。

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