バルセロナのブスケッツ photo/Getty Images
相手をいなす技は見事
世界最高の守備的MFは誰なのか。この疑問に明確な答えを出すのは難しいが、テクニックだけで評価するならNo.1は見つけやすい。
アンカーの位置で現代最高のテクニシャンといえば、やはりバルセロナのセルヒオ・ブスケッツではないだろうか。今回英『GIVE ME SPORT』が改めてブスケッツの能力を称賛しているが、その技術は特別だ。
ブスケッツは189cmとサイズがあるものの、決してパワーで相手を圧倒できるような選手ではない。スピードも平均的で、守備のタックルも抜群に優れているとは言い難い。ただ、他の守備的MFを寄せ付けぬ圧倒的なテクニックがあるのだ。
31歳と言う年齢を迎えて多少の衰えは見られるものの、相手のプレスを簡単にかわすテクニックが色褪せたわけではない。同メディアもスキル、そしてインテリジェンスの部分で他の選手と差があることを強調している。
ずる賢い部分も持ち合わせており、クレバーさでも他のMFを上回る。ゲームの流れを読めるところも、ブスケッツがバルセロナにとってのパーフェクトアンカーである証と言えよう。
ブスケッツも徐々に衰え、いつかは世代交代の時を迎える。リオネル・メッシやジェラール・ピケの穴を埋めるのも簡単ではないが、ブスケッツの役割を完璧にこなしてくれる選手を見つけるのも難しいだろう。
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