今夏の去就に注目が集まるヴェルナー photo/Getty Images
「リヴァプールよりもずっと簡単に……」
ドイツでハイパフォーマンスを披露し続けている有能ストライカーは、来季どこでプレイしているのだろうか。RBライプツィヒに所属するFWティモ・ヴェルナーには今夏移籍の噂が絶えない。
現在、最有力とされているのはプレミアリーグのリヴァプールだ。同クラブはかねてよりこの22歳に関心を示していると伝えられており、そのスピードは同クラブを率いるユルゲン・クロップ監督のサッカーにフィットするのではと期待されている。昨季チャンピオンズリーグを制したトップクラブだけに、ヴェルナーとしても彼らに誘われれば気持ちはかなり移籍へと傾くかもしれない。
しかし、かつてマンチェスター・ユナイテッドで活躍したディミタール・ベルバトフ氏がヴェルナーにオススメするのは、そのリヴァプールではない別の強豪クラブだ。英『Betfair』のインタビューに登場した同氏は、この22歳にドイツ国内へ留まった方がいいと次のようにアドバイスを送った。
「バイエルンは毎年チャンピオンズリーグに出場していて、ドイツでは支配的な立場にあるクラブだ。
ベルバトフ氏がヴェルナーの移籍先としてプッシュしたのは、ドイツ国内で圧倒的な強さを誇るバイエルン・ミュンヘン。現地では「バイエルンのスタイルはヴェルナーに合わない」との声もあるが、無理に海外挑戦を選択するよりもドイツ国内のクラブに移籍する方が彼にとっては現実的な選択だと同氏は考えている様子だ。
とはいえ、国内のライバルへ移籍という決断がヴェルナーにとって難しいのも事実。ライプツィヒからしてみても、「移籍するならば国外へ」と思っていることだろう。はたして、今夏ヴェルナーは自身の去就に関してどのような決断を下すこととなるのだろうか。
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