トップデビューとなったウディネーゼ戦でセリエA初ゴールを決めたトラオレ photo/Getty Images
アタランタ期待のブレイク候補
才能豊かな若手は必ずしもビッグクラブのユースに集中しているわけではない。確かにそのネームバリューやスカウティング能力の高さから将来有望な選手は確保しやすいかもしれない。
そんな例の一人が、アタランタのU-19チームでプレイする17歳のFWアマド・トラオレだ。今季U-19カテゴリにおいて、飛び級ながらここまで公式戦24試合に出場し7ゴール11アシストを記録している同選手。リーグ戦第9節のウディネーゼ戦ではセリエAデビュー戦で初ゴールを記録している。注目の逸材だ。
そんなトラオレにはトップチームの主力選手も大いに期待を寄せている様子。アタランタで主将を務めるMFアレハンドロ・ゴメスは自身のInstagramアカウントでユース世代の選手についてファンから質問を受けた際、トラオレの名を挙げてその才能を絶賛している。
「僕たちは毎週水曜にプリマヴェーラの選手たちとトレーニングマッチをするんだけど、その中では常に何人か新しい才能を見つけることができるんだ。具体的には誰かって? 一番強い印象を受けたのはトラオレかな。彼はまるでメッシのような選手なんだ。僕らも本気にならないとトラオレを止めることはできないよ」
すでにトップレベルの選手と互角に渡り合う実力を備えていると、主将にお墨付きを貰ったトラオレ。はたして、この17歳はいずれ“メッシ級”の選手となることができるのだろうか。
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