ギグス氏が挙げたサンチョ(左)、ハーランド(中央)、ラッシュフォード(右) photo/Getty Images
ムバッペ選ぶのはナンセンス?
現在、サッカー界で最高の若手を3名選ぶとすれば誰になるか。いつの時代も優秀な若手は数多く存在し、選ばれるプレイヤーは人によって様々になることだろう。
しかし、2019-20シーズンに限って言えば2枠は多くの人が同じ選手を選ぶかもしれない。ドルトムントの20歳FWジェイドン・サンチョと19歳FWアーリング・ハーランドだ。両者は今や誰もが認める世界トップクラスのスターに成長した。ゴールとアシストをハイレベルに両立できるサンチョ、驚異的なペースで得点を量産するハーランド。両者は若手という枠組みに収まらない活躍を披露している。
となると、残るはあと1枠だが、かつてマンチェスター・ユナイテッドで活躍したライアン・ギグス氏が選ぶのは少し意外な選手だ。通常であれば、パリ・サンジェルマンの21歳FWキリアン・ムバッペを選んで終了という人も多いはずだが、同氏は古巣の現エースをチョイスしている。英『THE Sun』が伝えた。
「私はラッシュフォードがある一定のランクを突破してたような気がするよ。それほどまでに彼は才能ある選手だ。ドルトムントのジェイドン・サンチョも忘れてはいけないね。マンチェスター・シティを若くして去るという決断をした選手だ。
ギグス氏は推したのはマンUの22歳FWマーカス・ラッシュフォード。ムバッペを選ぶのは簡単だが、彼は今やクリスティアーノ・ロナウドやリオネル・メッシといったレジェンドと比較されるまでの存在となっている。こういった話題で彼の名前を挙げるのは、少しナンセンスともギグス氏は考えたのかもしれない。
だが、それでもラッシュフォードというのは面白いチョイスだ。マンUのエースとして躍動する後輩にギグス氏がかなり期待していることがうかがえる。はたして、ラッシュフォードは今後の成長でその期待に応えることができるのか。“赤い悪魔”を再びトップの舞台へ引き上げるため、若きエースの奮闘には大暴れしてほしいところだ。
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