レスターでプレイするシュマイケル photo/Getty Images
実際にプレイした者は少ないが……
今や世界を代表するビッグクラブとなったマンチェスター・シティ。スタープレイヤーが集結するチームとなり、クラブの下部組織出身者がポジションを勝ち取るのは極めて難しい環境となった。
そのため、マンCに所属していたことが忘れられている選手が一定数いるのだ。今回英『Squawka』は、そうした過去マンCに所属していた選手たちにスポットを当てている。
1.カスパー・シュマイケル
レスター・シティ不動の守護神となったシュマイケルは、マンチェスター・ユナイテッドで活躍した元デンマーク代表GKピーター・シュマイケルを父に持つことでも有名な選手だ。
そんなマンUのレジェンドであるピーターの息子カスパーには、マンCの下部組織に在籍していた時期がある。しかも10試合だけトップチームでプレイしたことがあり、そのまま守護神となれていた可能性もある。
最終的には2009年にノッツ・カウンティに移籍したが、ピーターの息子が宿敵・マンCの守護神になるシナリオもあり得た。カスパーがマンCでプレイしていた姿を覚えているサッカーファンはどれだけいるだろうか。
2.アドリエン・ラビオ
こちらも意外な名前だろう。フランス国内のクレテイユ、アルフォールヴィルなどのアカデミーで成長してきた現ユヴェントスMFラビオは、2008年に短期間だけマンCのアカデミーでプレイしていた時期がある。
すぐにフランスへ戻ることになったが、ラビオほどの才能ならば今のマンCにも割って入れたかもしれない。
3.ロリス・カリウス
こちらも意外な名前ではないだろうか。カリウスはドイツ国内にてマインツの一員としてプロデビューを飾った選手だが、2009年からの2年間だけマンCのアカデミーでプレイしていた。マインツでの活躍から2016年にリヴァプールへ加入することになったが、上手くいけばマンCで早々にデビューできていた可能性もある。
4.キーラン・トリッピアー
イングランド代表の一員として2018ロシアワールドカップにも出場したサイドバックのトリッピアーは、1999年から約10年にわたってマンCのアカデミーでプレイしていた経験を持つ。
2011年にはバーンリーへ移籍することになり、その4年後にトッテナム入りを果たした。マンCはイングランド代表でトリッピアーのライバルとなったカイル・ウォーカーを獲得していたため、トリッピアーがマンCで出番を確保するのは難しかったかもしれない。2011年よりバーンリーへ移籍したのは正解か。
5.パブロ・マリ
マンC出身の選手とは言い難いが、今冬にアーセナルがレンタルで獲得したセンターバックのマリがイングランドへ来るのは初めてのことではない。2016年にはマンCと契約し、そこからジローナ、NACブレダ、デポルティーボとレンタル移籍を経験。
マンCでポジションを掴むことはできなかったが、今度はアーセナルの一員としてプレミアへ戻ってきた。まずはアーセナルでポジションを掴み、来季にはマンCを後悔させるようなパフォーマンスを見せてほしいところだ。
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