フランクフルトの鎌田 photo/Getty Images
すっかり攻撃のキーマンに
今季開幕前、1人の若きサムライがフランクフルトの攻撃を引っ張ることになると誰が想像しただろうか。
独『Bild』が絶賛するのは、23歳のFW鎌田大地だ。
鎌田はブンデスリーガ再開後からゴールにアシストにと大暴れしており、すっかりチームの中心人物となった。今季全てのコンペティションを合わせると10得点9アシストと見事な成績で、同メディアもその実力を認めている。
何より凄いのは、「スーパードリブラー」と表現されているところか。4-1で勝利した13日のヘルタ・ベルリン戦では左サイドから1人で相手守備陣を崩し、アンドレ・シウバのゴールをアシストするスーパープレイを披露。
リオネル・メッシとまで比較されるドリブルだったが、同メディアはそこから鎌田のことをスーパードリブラーと認めたようだ。
20日に行われたケルン戦は累積警告の影響で欠場したが、そのゲームでチームは1-1と引き分けた。
同メディアはそのことについて、「鎌田は熟練したブンデスリーガのスターへと急速に成長した。1-1と引き分けたケルン戦を彼が欠場したとき、フランクフルトの攻撃の創造面の穴に気付いた」と伝えている。鎌田がいなかったから攻撃が停滞したということだ。
「土曜日のパーダーボルン戦で彼は再びトリックを見せるだろう」とも期待されているが、鎌田はこの勢いを続けられるのか。来季は完全なるフランクフルトのエースとなっているはずだ。
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