バルセロナのグリーズマン photo/Getty Images
2試合続けてベンチスタート
バルセロナでFWリオネル・メッシ、ルイス・スアレスとともに、MSNをも超える攻撃ユニットになるのか。当初はそんな期待もあった。
しかし昨夏にアトレティコ・マドリードから加入したFWアントワーヌ・グリーズマンは、その期待に全く応えることができていない。ネイマールとは異なるタイプの選手だが、今ひとつメッシやスアレスらと合っていないようにも見える。
スペイン『as』も現状を気にしている。
バルセロナはセルタ、アトレティコと、現在は2試合続けてドローで試合を終えている。この両方のゲームでグリーズマンはベンチスタートとなっていたのだ。
セルタ戦では途中出場から9分間、アトレティコ戦に至ってはたったの1分間しか出場機会が与えられず、1億ユーロ超えの移籍金で獲得された選手とは思えぬ起用法だ。
バルセロナ加入以降、グリーズマンがリーグ戦にて2試合続けてベンチスタートとなるのは初めてのことだ。立場が微妙なものになっているのは間違いないだろう。
セルタ戦では若いアンス・ファティが先発し、アトレティコ戦では同じく若いMFリキ・プイグが攻撃的MFとしてスタメンに抜擢。指揮官のキケ・セティエンも結果を出すべく試行錯誤しているのだろうが、そのプランの中にグリーズマンが入ってこない。
チームも勝ち点1しか拾えぬゲームが2試合続き、首位レアル・マドリードとの差がまた開いてしまう可能性が出てきた。
MSNに代わるMSGで欧州支配が目標だったが、グリーズマン加入1年目は少々苦いものとなっている。
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